サッカーJ1・サンフレッチェ広島の久保雅義副社長(51)は24日、社長就任会見をエディオンピースウイング広島(広島市中区)で開き、「2030年に100億円(の売り上げ)を出せるようなクラブにしたいと思っている」と語った。久保氏は久保允誉(…

 サッカーJ1・サンフレッチェ広島の久保雅義副社長(51)は24日、社長就任会見をエディオンピースウイング広島(広島市中区)で開き、「2030年に100億円(の売り上げ)を出せるようなクラブにしたいと思っている」と語った。久保氏は久保允誉(まさたか)会長の長男で、来年1月1日付で社長に就任する。

 久保氏は「インバウンドを非常に重要視している」と述べ、平和記念公園とピースウイング、広島城をめぐる人の流れを作り、街の活性化を図りたいとした。サンフレの今年度の売り上げは約78億円を見込んでいる。

 会見には、相談役に退く仙田信吾社長(69)が同席。「広島を皆様にとってより身近な存在にしていくために、走り続けたつもりです」と振り返った。(遠藤花)