第77回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)は24日、東京都代表の男女計3チームの試合があった。男子は国学院久我山が川内(鹿児島)に99―91で勝利し、初戦を突破した。女子の2回戦では、東京成徳大が盛岡白百合学園(岩手)…
第77回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)は24日、東京都代表の男女計3チームの試合があった。男子は国学院久我山が川内(鹿児島)に99―91で勝利し、初戦を突破した。女子の2回戦では、東京成徳大が盛岡白百合学園(岩手)に79―62で勝利。八雲学園は大阪薫英女学院(大阪)と対戦し、77―84で敗れた。
八雲学園は終盤、川名漣選手(2年)らの活躍で追い上げたが、一歩及ばなかった。昨年は出られなかった全国の舞台。川名選手は「自分たちは挑戦者。当たって砕けるつもりで挑んだ」。だが、苦しい場面で相手がねじ込むシュートに圧倒され、主導権をなかなか握れなかった。
それでも、身長195㌢のジォップ・ソハナ選手(2年)が両チーム最多の22得点と活躍。7点差で迎えた第4クオーターでは、川名選手のシュートで1点差まで迫った。
試合後、川奈選手は「リバウンドやディフェンスみたいな泥臭いところで精いっぱいできることを頑張ったけど、ボール運びでミスが目立ってしまった。この経験を踏まえて、明日から切り替えたい」と前を向いた。(佐野楓)