メジャーリーグ・サッカー(MLS)で全米王者に輝いたロサンゼルス・ギャラクシーで主将を務める元サッカー日本代表DF吉田麻也の“ジョーク混じりの”英語スピーチに注目が集まった。 昨季途中の8月にLAギャラクシーに加入した吉田は、1年目は西地…
メジャーリーグ・サッカー(MLS)で全米王者に輝いたロサンゼルス・ギャラクシーで主将を務める元サッカー日本代表DF吉田麻也の“ジョーク混じりの”英語スピーチに注目が集まった。
昨季途中の8月にLAギャラクシーに加入した吉田は、1年目は西地区14チーム中13位に終わったが、加入2年目の今季は主将に就任してピッチ内外でリーダー然とした働きを披露。西地区2位でプレーオフ進出を果たすと、MLSカップを勝ち抜き、クラブ10年ぶりの優勝に貢献した。
その後、吉田は故郷・長崎への“弾丸帰省”から槙野智章氏、さらに松井大輔氏の引退試合に出場したが、その間もロサンゼルスでは歓喜の余韻が続いており、クラブはSNS上にプレーオフ最中にクラブオフィスを訪れた際の吉田のスピーチ映像を公開している。
そこで吉田は、腕組みしながらチームメイト、クラブ関係者たちを前に英語でスピーチ。クラブスタッフたちの惜しみない努力に感謝するとともに、「私たちはピッチの中でも外でもいいチームワークを見せている」と語り、残り試合へ向けて「一緒に特別ことをやり遂げ、一緒に祝おう」と呼びかけている。さらに「AEGが何か“特別なもの”を支払うことを願っています」と世界的なスポーツ・エンターテイメント企業であり、LAギャラクシーのオーナー会社であるAEGからの特別ボーナスも“要求”し、笑いを誘っている。
■「腕組みエンバペなのがめっちゃ気になる」
この吉田の笑いを取りながらのレベルの高いネイティブな英語スピーチに対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。
「吉田麻也は天性のキャプテンシーの持ち主。」
「麻也すばらし」
「腕組みエンバペなのがめっちゃ気になる」
「麻也の指ちょんちょんがもう海外の人なんやて 俺はそんなことよりもリキプッチの声が可愛すぎるのが印象深すぎて3回は見たね」
「遠藤もそうだけど、本当に頼れる人の笑顔はかっこつけてない。屈託のない笑み。」
吉田の後には元バルセロナでゲームメーカーとして存在感を示したリキ・プッチもスピーチ。チームの雰囲気の良さが伝わってくる映像となっている。まだまだ優勝の余韻に浸っているLAギャラクシーの中で吉田が果たした役割は、我々日本人が思っている以上に大きかったようだ。