「大相撲初場所」(25年1月12日初日、両国国技館) 自身初の綱とりに挑む大関豊昇龍(25)=立浪=が24日、都内の部屋で稽古し、十両木竜皇と17番連続で相撲をとった。番付発表翌日に、意欲的に汗を流し「いいんじゃないですか。体の動きを確認…

 「大相撲初場所」(25年1月12日初日、両国国技館)

 自身初の綱とりに挑む大関豊昇龍(25)=立浪=が24日、都内の部屋で稽古し、十両木竜皇と17番連続で相撲をとった。番付発表翌日に、意欲的に汗を流し「いいんじゃないですか。体の動きを確認したかった。巡業の疲れはまだ出ていない」と満足げに話した。

 午後には国技館で力士会に参加した。綱とりの意識は「いつも通り。意識したら硬くなる」と封印。「自分らしいままでいたい」と自然体を強調した。琴桜とともにダブル昇進がかかる状況は「いいんじゃないですか」と前向きに受け止めた。

 元横綱朝青龍を叔父に持つ。横綱の地位は「子供の時から、すぐ隣でずっと見ていた」と身近にあったが「今は考えると、やっぱりすごいなと思う」と重みを改めて実感。一方で「こんな横綱になりたいとか、思ったことないね。自分は自分」と強烈な自負ものぞかせた。