<ザ・ラストゲーム:EAST HOPES-WEST DREAMS>◇24日◇バンテリンドーム現役引退を決断した選手のセレモニーを兼ねた試合で、21年から続いているイベント「THE LAST GAME」がプレーボールした。今季現役を引退した元…

<ザ・ラストゲーム:EAST HOPES-WEST DREAMS>◇24日◇バンテリンドーム

現役引退を決断した選手のセレモニーを兼ねた試合で、21年から続いているイベント「THE LAST GAME」がプレーボールした。

今季現役を引退した元オリックスのT-岡田氏(36)が、140キロ超え連発の元巨人井納翔一氏(38)とのガチンコ対決で先制適時打を放った。

「浪速の轟砲(ごうほう)」とファンに愛されたオリックスの主砲は「4番一塁」で先発出場。

初回1死一、三塁の好機で打席が回ると、カウント2-1からフォークを捉え右前打で先制点を挙げた。

T-岡田は履正社(大阪)から05年高校生ドラフト1巡目で入団。9月8日に引退を発表し、同月24日に引退試合が行われ19年間オリックス一筋を貫いた。

試合前には現役生活一番の思い出に21年~23年の3連覇を挙げ、「我慢して頑張っていた分、野球の神様が経験させてくれたのかな」と謙虚に語っていた。