ロッテ国吉佑樹投手(33)が24日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、2000万円増の年俸7000万円(金額は推定)でサインした。ロッテはポスティングでの米移籍を目指している佐々木を除いて、支配下選手との来季契約を完了した。国吉は今季、4…

ロッテ国吉佑樹投手(33)が24日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、2000万円増の年俸7000万円(金額は推定)でサインした。ロッテはポスティングでの米移籍を目指している佐々木を除いて、支配下選手との来季契約を完了した。

国吉は今季、41試合に登板し防御率1・51。球団記録を更新する24試合連続無失点を記録するなど飛躍の年となった。「シーズン前から思ってた以上の成績は残せたので、いうことはない。とはいえもう終わったことなので、来季に向けてしっかりやっていかないと」と、すでに気持ちは切り替えている。

今季は古巣のDeNAがリーグ3位から下克上で日本一を達成した。「元いたチームですし、(ロッテと)同じ3位から日本シリーズまで上がって日本一をつかみ取っているので、すごく刺激された部分もあります。応援して見てましたけど、こうやって日本一になって次は自分たちもという気持ちにさらになりました」と刺激を受けた。

今オフも例年同様、山口県で自主トレ予定。来季へ向けて「個人的な試合数とかホールドは後からついてくることだと思いますし、ちゃんと1年しっかりやればそれなりの順位にもいけると思う。やっぱり個人の数字よりも、チームの順位っていうのを意識して」と力を込めた。「16年目になりますけど、まだ優勝の経験がないので、チームは優勝目指して戦ってますし、僕個人的にも優勝っていうのを経験したいことではあるので、それを目指して頑張りたい」。“国吉サンタ”が来年は日本一というプレゼントを届ける。