阪神・藤川球児監督(44)が24日、取材に応じて、契約更改交渉で将来的なメジャー挑戦の意向を球団に伝えた佐藤輝明内野手(25)、才木浩人投手(26)について、理解を示して思いを語った。2人のメジャー志向は、「それは監督になる前から聞いてい…
阪神・藤川球児監督(44)が24日、取材に応じて、契約更改交渉で将来的なメジャー挑戦の意向を球団に伝えた佐藤輝明内野手(25)、才木浩人投手(26)について、理解を示して思いを語った。2人のメジャー志向は、「それは監督になる前から聞いていました」という。「その思いがあったから、成績を上げてきているんだと思う」と受け止めた。
「なぜ彼らがメジャー挑戦という目標を掲げるのか。それはアスリートだから、どんどん高い目標を作らないと伸びていけないから。彼らの発言を聞いて『まだまだ早い』とか、思われる方もいるかもしれない。だけど、彼らは一人のアスリートです。目標設定を作らないと伸びていけない」。自身もメジャー経験者のひとり。指揮官の立場での容認ではなく、あくまでアスリート目線での私見で、向上心を前向きにとらえた。
海外FA権の取得前に、ポスティングシステムを利用する可能性もあるが、「私からポスティングのことをイエスもノーも言いません。球団経営の中で判断することですから」と強調。「ただ、監督として、選手がモチベーションを向上させることは大切だと考えています」と大志を抱くことの必要性を説いた。