国内FA権を行使していた中日・福谷浩司投手が24日、日本ハムへの移籍を決断したことを自身のSNSで報告した。今オフにFA宣言したのは9選手。国内FA権を行使したのは、ソフトバンク・甲斐拓也捕手、石川柊太投手、阪神・大山悠輔内野手、原口文仁…

 国内FA権を行使していた中日・福谷浩司投手が24日、日本ハムへの移籍を決断したことを自身のSNSで報告した。今オフにFA宣言したのは9選手。国内FA権を行使したのは、ソフトバンク・甲斐拓也捕手、石川柊太投手、阪神・大山悠輔内野手、原口文仁内野手、楽天・茂木栄五郎内野手、中日・木下拓哉捕手、福谷浩司投手の7選手で、海外FA権を行使したのは巨人・菅野智之投手、広島・九里亜蓮投手の2選手。福谷をもって全選手の去就が決定した。

 他球団への移籍を決断したのは9選手のうち6選手。ソフトバンクの甲斐は5年総額15億円以上の好条件で巨人へ、オリックス、巨人、ヤクルト、ロッテとの争奪戦となったソフトバンク・石川は3年総額6億円でロッテへの移籍を決断した。楽天・茂木は2年総額1億4000万円でヤクルトへ、中日・福谷は日本ハムを新天地に選んだ。海外FA権組では、広島・九里が3年総額5億4000万円でオリックスへ、巨人・菅野は単年契約の年俸20億円で米大リーグ・オリオールズへの移籍を決断した。

 一方、熟考の末に残留を選んだのが、阪神の大山、原口と中日・木下の3選手。大山は獲得に乗り出した巨人が阪神の5年17億円を上回る好条件を提示したが、残留を決断。原口と木下も、来季も古巣のユニホームを着ることを選んだ。(金額は推定)

 また、ロッテ、佐々木朗希投手、阪神・青柳晃洋投手、中日・小笠原慎之介投手が、球団からポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を認められ、移籍先を模索している。