阪神からドラフト5位指名を受けた佐野大陽内野手(22)=日本海L富山=が23日、愛知県春日井市内の中部大学グラウンドで自主トレを公開。約3時間、キャッチボールやノックなどで汗を流した。初の同大学出身の野手として、中部大学のスターとなること…
阪神からドラフト5位指名を受けた佐野大陽内野手(22)=日本海L富山=が23日、愛知県春日井市内の中部大学グラウンドで自主トレを公開。約3時間、キャッチボールやノックなどで汗を流した。初の同大学出身の野手として、中部大学のスターとなることを誓った。
中部大学からのプロ輩出はロッテに2013年度ドラフト1位で入団した石川歩以来、11年ぶり。「今までピッチャーの偉大な先輩たちの活躍を、僕も憧れの目で見てて。僕が次は野手の後輩たちの指標となれるように」と強い覚悟を示した。
部員は100人を超える多さだが、これまでプロ入りは5人のみ。「プロを目指して中部大学に進んでくる後輩たちが多くなってくるように、これから活躍して頑張っていきたい」。持ち味の堅実な守備と、大学4年時に開花した打撃での躍動を意気込んだ。
小学生の頃には甲子園歴史館に訪れ、85年の虎V戦士の佐野仙好氏の名前を目にした。「(歴史館に)僕の佐野っていう名字を載せたい」-。聖地に名を刻み、母校への恩返しとする。