「フィギュアスケート・メダリスト・オン・アイス」(23日、東和薬品ラクタブドーム) 全日本選手権のメダリストらによるアイスショーが行われ、ペアで5年ぶり2度目の優勝を果たした“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が「Can…

 「フィギュアスケート・メダリスト・オン・アイス」(23日、東和薬品ラクタブドーム)

 全日本選手権のメダリストらによるアイスショーが行われ、ペアで5年ぶり2度目の優勝を果たした“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が「Can`t Stop The Feeling!」を演じた。

 三浦が赤色の衣装、木原が白色のシャツとさわやかな衣装で登場。圧巻のリフトなど、息のあった演技で魅了した。場内インタビューで三浦は「試合期間中もりくりゅうバナーをたくさんの方々が振ってくださって本当に温かい気持ちになった」と感謝していた。

 26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の枠取りがかかる世界選手権(25年3月、米ボストン)の代表にも決まった。これまで23年に優勝し、22年、24年は銀メダルと活躍してきた舞台で2度目の頂点を目指す。

 アイスショーの前に代表記者会見に臨んだ三浦は「今年も選考していただき非常にうれしい。いい結果を残せるように頑張りたい」と意気込んだ。木原も「今シーズンは少し悔しい演技が続いているのでベストな演技ができるように頑張りたい。(五輪枠を)3枠取りたい」と意気込んだ。

 さらに木原は「オリンピック個人でのメダル獲得が一番の目標。世界選手権で力を示すのが大事。ここ最近僕たちの強さである試合を楽しむことができていなかった。心から楽しむことを見せたい」との思いも語った。「今のままでは厳しい。足りない部分を成長させたい。一日一日を大切にして過ごしたい」と成長のシーズンにする。