マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)が来年1月21日(日本時間22日)に発表される米野球殿堂入りに満票で選出されるかどうか、MLB公式サイトが22日(同23日)、同サイト関係者55人にアンケートを行った。満票選…

マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)が来年1月21日(日本時間22日)に発表される米野球殿堂入りに満票で選出されるかどうか、MLB公式サイトが22日(同23日)、同サイト関係者55人にアンケートを行った。

満票選出されると予想するが25票。されないと予想するが30票という結果だった。

イチロー氏は引退から5年が経過し、来年が初の候補入りとなる。既に殿堂入り自体は当然視されており、史上2人目の満票となるかが注目されている。これまで満票は、通算最多セーブのマリアノ・リベラ投手のみとなっている。

イチロー氏はメジャー通算3089安打で、通算打率は3割1分1厘、509盗塁。日本時代は1278安打をマークしており、日米通算では世界最多4367安打としている。

これまでの2位の得票率は、ヤンキースで球宴出場14度、5度のゴールドグラブ賞、5度のシルバースラッガー賞、ポストシーズン通算200安打のデレク・ジーター氏で99・7%だった。397人から396票で、満票に1票だけ足りなかった。

通算630本塁打、ゴールドグラブ賞10度のケン・グリフィー・ジュニア氏は、16年に440人から437票を集め、得票率は99・3%だった。

メッツなどで通算311勝、奪三振王5度のトム・シーバー氏は、430人中425票で得票率98・8%だった。

通算324勝で通算最多の5713奪三振のノーラン・ライアン氏は、497人中491票で、得票率は98・8%だった。

ジーター、グリフィー、シーバー、ライアンといった超スーパースターでさえも満票とはなっておらず、イチロー氏の投票結果が注目される。