◇全国高校駅伝 男子(22日、たけびしスタジアム京都発着=7区間42・195キロ) 佐久長聖(長野)が2時間1分33秒で2年連続4度目の優勝を飾った。 1区の浜口大和(3年)が区間4位(29分22秒)で好発進すると、2区の松山優太(3年)が…
◇全国高校駅伝 男子(22日、たけびしスタジアム京都発着=7区間42・195キロ)
佐久長聖(長野)が2時間1分33秒で2年連続4度目の優勝を飾った。
1区の浜口大和(3年)が区間4位(29分22秒)で好発進すると、2区の松山優太(3年)が同5位(8分4秒)で続いた。
後続の3区の佐々木哲(3年)が23分38秒で区間賞を獲得し、中盤でトップに浮上。その後は4区の篠和真(3年)が同4位(23分32秒)、5区の酒井崇史(しゅうじ、2年)が同2位(8分32秒)の快走を見せ、2位の好位置をキープした。
勝負をかけた6区では、岸端悠友(ゆうと、3年)が14分20秒の快走で同率区間賞。2秒差で再び首位に躍り出て7区にたすきをつなぐと、最後は石川浩輝(3年)が14分5秒の激走でチーム3人目の区間賞に輝き、粘る2位・大牟田(福岡)を24秒差で突き放した。
両手を広げてゴールテープを切った石川は「1年間、連覇っていうところをぶらさずやってきた中で、目標が達成できてすごくうれしい」と笑顔。「のぼり(坂)のタイミングで仕掛けた。自信があったので、プラン通りで疲れはなかった」と歓喜を呼び込んだ自らの走りに充実感をにじませた。
なお、午前中に行われた女子の部では、長野東が2年ぶり2度目の優勝。同一都道府県の男女“アベック優勝”は20年の広島(男女ともに世羅がV)以来、4年ぶりの快挙となった。