◆第69回有馬記念・G1(12月22日、中山・芝2500メートル、良) 一年の総決算となる冬のグランプリは15頭(ドウデュースは出走取消)によって争われ、クリストフ・ルメール騎手が騎乗した単勝1番人気のアーバンシック(牡3歳、美浦・武井亮厩…

◆第69回有馬記念・G1(12月22日、中山・芝2500メートル、良)

 一年の総決算となる冬のグランプリは15頭(ドウデュースは出走取消)によって争われ、クリストフ・ルメール騎手が騎乗した単勝1番人気のアーバンシック(牡3歳、美浦・武井亮厩舎、父スワーヴリチャード)は6着に敗れた。スタートが遅れ気味だったが、内から徐々にポジションを上げて、好位で直線を迎えたが、ゴール前では掲示板確保の争いからもれた。

 前走の菊花賞からG1連勝で、グレード制を導入した1984年以降8頭目の同年Vを狙っていた。ルメール騎手にとっては22年イクイノックス以来となる2年ぶり4勝目もお預けとなった。

 優勝は戸崎圭太騎手とコンビを組んだ単勝5番人気のレガレイラ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード)で、勝ち時計は2分31秒8。

 2着はシャフリヤール(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)。3着にはダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)が入った。