中山11R・有馬記念・G1・馬トク激走馬=ベラジオオペラ 今年の大阪杯の覇者。荒れ馬場の中、前めで踏ん張った宝塚記念(3着)以来だった天皇賞・秋は猛暑の影響から状態的に完全に立ち直っておらず、陣営のコメントも湿り気味だったが直線で粘って6着…

中山11R・有馬記念・G1・馬トク激走馬=ベラジオオペラ

 今年の大阪杯の覇者。荒れ馬場の中、前めで踏ん張った宝塚記念(3着)以来だった天皇賞・秋は猛暑の影響から状態的に完全に立ち直っておらず、陣営のコメントも湿り気味だったが直線で粘って6着と地力の高さを証明した。

 11月27日に外厩・チャンピオンヒルズから帰厩し、坂路、CWコースで6本。1週前に騎手が乗って負荷をかけ、当週は馬なり。鋭い脚さばきに上村調教師も「前走とは全然違う」とコメントした。

 3歳時から「本格化は先」とされてきたが、秋2走目の上昇度は抜群で「時は来た」と言える出来だ。日本ダービー(4着)で上がりNO1の脚を使ったように距離延長は不安材料ではない。内回り向きの操縦性の高さ、ペースメイク力を備えており、前めからの粘り込めるこの馬にチャンスはある。