<全国高校駅伝・女子>◇22日◇たけびしスタジアム京都発着(女子5区間21・0975キロ)女子800メートルで日本新記録を樹立した東大阪大敬愛の久保凜(2年)が、2区(4・0975キロ)を12分47秒で走り、区間賞を獲得した。トップと53秒…
<全国高校駅伝・女子>◇22日◇たけびしスタジアム京都発着(女子5区間21・0975キロ)
女子800メートルで日本新記録を樹立した東大阪大敬愛の久保凜(2年)が、2区(4・0975キロ)を12分47秒で走り、区間賞を獲得した。
トップと53秒差の21位でたすきを受け取った久保は、安定した走りで次々と順位を上げ、16人抜き。5位でたすきを渡した。
日本記録保持者の実力を見せつけるとともに、チームの上位進出につなげた久保は「前半の上りもリズム良く上がることができて、その後は自分の足をしっかり回転させて、前の人を1人でも多く抜かしていく気持ちで最後まで粘る走りができた。区間新記録に届かなくて悔しい部分はあるけど、いい形でたすきをつなげたのは良かった」と話した。
駅伝を走って、トラックとは違う経験もできた。沿道から「久保さん頑張れ」、「敬愛頑張って」と多くの声援を受けて「大きな声で声援をくださって、それが力になったと思います」。駅伝で培ったスタミナは、トラックでの記録更新にもつながると考えている。「持久力の部分を今後の800メートルに生かしていけるし、来年はもっと上で挑戦したい」。チームメートと戦った6位入賞に手応えを得た久保は、来年のさらなる活躍に目を向けた。【永田淳】