DeNA森原康平投手(32)と伊勢大夢投手(26)が22日、横浜市内の進学塾「臨海セミナー」本社で行われた「横浜DeNAベイスターズ日本一おめでとう! 夢の叶え方2024」に出演した。集まった生徒やその親たちに夢のかなえ方をメインテーマにト…
DeNA森原康平投手(32)と伊勢大夢投手(26)が22日、横浜市内の進学塾「臨海セミナー」本社で行われた「横浜DeNAベイスターズ日本一おめでとう! 夢の叶え方2024」に出演した。集まった生徒やその親たちに夢のかなえ方をメインテーマにトークショーを開催。意欲たっぷりの生徒たちからの質疑応答にも快く回答した。
夢のかなえ方について、森原は「ひと言で言うと『地道が近道』です」と積み重ねの大事さを強調。夢に向けて集中するための方法論には「目標を立てて宣言すること。小さい範囲で良いので『オレはこれをやるんだ』と言っておくと責任も生まれるし、実際やってた姿を見せると周りも着いてくる」とアドバイスした。
伊勢は「僕はマイペースを大事にしています」と自らの考えを持つことの大事さを強調。「自分の考えをしっかり持ってたことと、やると決めたらやり遂げる、それを曲げないようにしてました。中学の時もとんでもない数、素振りしてました。それは親に言われたとかではなく、自分で決めて考えてやってました」と自主的に決めたルールを貫く大事さを説いた。
さらに周りの人から与えられた影響についても、自身の経験をもとに明かした。森原は「中学3年間がターニングポイントでした。監督がめちゃくちゃ厳しかった。2週間に1度くらい『辞めます』と言ってたんですけど、『お前は伸びる、絶対良い選手になるから』と。愛を感じていました。その監督のおかげで今があるので続けて良かったなと思います」と恩師に感謝した。
伊勢も、九州学院(熊本)時代の担任の先生を挙げ「その人にスポーツで稼ぐのか、勉強して良い大学に行ってなりたい職業就くのか、はっきりさせる年だぞと。高校がゴールじゃなく、そこから先が大事と聞いてハッとさせられました。頑張れよと簡単に使わない先生でしたし、いまだに良いことを言ってくださるので助かります」と存在の大きさを明かした。