◆レスリング◇全日本選手権 第3日(21日、東京・代々木第二体育館) 女子50キロ級は2021年世界選手権覇者の吉元玲美那(KeePer技研)が2年連続4度目の優勝を飾った。決勝は伊藤海(早大)に3―2で競り勝ったが「初戦から反省ばかりだっ…
◆レスリング◇全日本選手権 第3日(21日、東京・代々木第二体育館)
女子50キロ級は2021年世界選手権覇者の吉元玲美那(KeePer技研)が2年連続4度目の優勝を飾った。決勝は伊藤海(早大)に3―2で競り勝ったが「初戦から反省ばかりだった。来年の明治杯で優勝して世界選手権にもう一度行くためにもこの半年間、また頑張っていきたい」と表情を引き締めた。
目指していたパリ五輪は須崎優衣(キッツ)の壁に阻まれ、届かなかった。24歳。「年齢もあるので」と28年ロサンゼルス五輪を目指すかは悩んだが、10月の非五輪階級の世界選手権に五輪連覇の金城梨紗子(サントリー)が29歳で出場して優勝。その姿を見て「自分次第だなと思った」と覚悟が決まったという。「次の4年が最後と決めている。レスリング人生を懸けて4年間やろうと思っている。どんな試合でも勝つことが大事」と決意を込めた。