<RISE:ワールドシリーズ2024FINAL~GLORY×RISEフェザー級グランプリ~>◇21日◇千葉・幕張メッセイベントホール那須川天心の弟、RISEフライ級(-51・5キロ)王者・那須川龍心(18=TEAM TEPPEN)が、あのス…
<RISE:ワールドシリーズ2024FINAL~GLORY×RISEフェザー級グランプリ~>◇21日◇千葉・幕張メッセイベントホール
那須川天心の弟、RISEフライ級(-51・5キロ)王者・那須川龍心(18=TEAM TEPPEN)が、あのスーパーレックが送り込んだ刺客ペットマイ・MCスーパーレックムエタイ(28=タイ)と1階級上のスーパーフライ級(-53キロ)で対戦し、圧勝した。
スピードで勝る那須川は1Rから前に出て圧力をかけつづけ、パンチを中心に試合を優位に進めた。2Rに入っても王者らしく自信を持って攻め続け、ガードの間から強烈な左フックを当てると、追撃のボディー連打。さらに右ヒザをボディーにたたき込むと、ペットマイは立ち上がることができず、2R2分6秒KO勝ちとなった。
那須川はこれでキックボクシングでは8連勝で3試合連続KO勝ち。通算12勝2敗とした。試合後のマイクでは「前回みたいにきれいにスパッとはなかなか難しいんですけど、少しはKOできるところを見せられたんじゃないかなと思います」と胸を張り、「今、キックボクシングは、ボクシングとMMAに比べて盛り上がってないですけど、僕が先頭に立ってキックボクシングを盛り上げていきます!これは絶対に約束します!絶対に盛り上げます!だからみなさん、俺を信じてついてきてください!」と絶叫。
那須川は記者会見でも「MMAとかボクシングって世界最強を決められる場所があるんですよ。キックボクシングってやっぱバラバラっていうか、団体がまとまってないっていう感じがあるんで。ザ・マッチの時は世界最強を決められましたけど、そこから今(各団体が)まとまってるかって言われたらそうではないんで。世界最強を作る場所を作り出していく選手にならないといけないと思います。僕が先頭に立ってやっていくしかないなと思います」と王者の自覚を見せていた。
<RISEワールドシリーズ2024FINAL途中経過>
▼第1試合 女子フライ級(-52キロ)3分3R延長1R
○KOKOZ(TRY HARD GYM/同級4位、初代スック・ワンキーントーン女子スーパーフライ級王者) 判定2-1 ×YAYAウィラサクレック(WSRフェアテックス幕張/同級3位)
▼第2試合 -54キロ契約3分3R延長1R
○松下武蔵(GOD SIDE GYM/バンタム級8位) KO・3R2分42秒(右ボディーブロー) ×ジャンジャン・シー・ラバヤン(フィリピン)
▼第3試合 バンタム級(-55キロ)3分3R延長1R
○鈴木真彦(TEAM寿/同級1位、第7代RISEバンタム級王者) KO・1R1分26秒(右ストレート) ×ジェイミー・ゲイマン(フィリピン)
▼第4試合 -56キロ契約3分3R延長1R
○門口佳佑(EX ARES/フェザー級1位、第5代RISEフェザー級王者) 判定2-0 ×オートー・ノーナクシン(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級6位)
▼第5試合 GLORY×RISEフェザー級グランプリ・リザーブマッチ3分3R延長1R
○麻火佑太郎(PHOENIX/スーパーライト級4位) KO・3R1分53秒(飛びヒザ蹴り、2ノックダウン) ×ヤン・カッファ(オランダ/AFSO世界王者、MIX FIGHT世界王者)
▼第6試合 GLORY×RISEフェザー級グランプリ1回戦<1>3分3R延長1R
○ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/GLORY世界フェザー級王者、初代RISE世界スーパーライト級王者) 判定3-0 ×白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEワールドシリーズ2019-61キロトーナメント王者、第5代RISEライト級王者)
▼第7試合 同<2>
○イ・ソンヒョン(韓国/第4代RISEミドル級王者、第2代RISEライト級王者) 判定2-0 ×ベルジャン・ペポシ(アルバニア/GLORYフェザー級4位)
▼第8試合 同<3>
○チャド・コリンズ(オーストラリア/第2代RISE世界スーパーライト級王者、WBCムエタイ世界スーパーライト級王者) 判定3-0 ×エイブラハム・ヴィダレス(メキシコ/GLORYフェザー級2位)
▼第9試合 同<4>
○ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/GLORYフェザー級1位) KO・1R2分59秒(右ストレート) ×原口健飛(FASCINATE FIGHT CLUB/ISKA世界ライトウエルター級王者、第6代RISEライト級王者)
▼第10試合 -61・5キロ契約3分3R延長1R
○パヌワット・TGT(タイ、TARGET/スーパーフェザー級6位、2024年スーパーフェザー級漢気トーナメント優勝) 延長判定2-1 ×チャンヒョン・リー(韓国/スーパーフェザー級1位、第5代RISEスーパーフェザー級王者)
▼第11試合 スーパーフライ級(-53キロ)3分3R延長1R
○大■(■は崎の大が立の下の横棒なし)一貴(OISHI GYM/第2代RISEスーパーフライ王者) 判定3-0 ×アルベルト・カンポス(スペイン/WAKO53・5キロスペイン王者)
▼第12試合 GLORY×RISEフェザー級グランプリ準決勝<1>3分3R延長1R
○ペットパノムルン・キャットムーカオ 判定3-0 ×イ・ソンヒョン
▼第13試合 同<2>
○ミゲール・トリンダーデ KO・1R1分2秒(顔面への右ヒザ、2ノックダウン) ×チャド・コリンズ
▼第14試合 SuperFight!スーパーフライ級(-53キロ)3分3R延長1R
○那須川龍心(TEAM TEPPEN/第3代RISEフライ級王者) KO・2R2分6秒(右ヒザ蹴り) ×ペットマイ・MCスーパーレックムエタイ(タイ)