巨人岡本和真内野手(28)が、来季もマルチに守備を全うする。都内のアルペントーキョーでローリングス社のグラブ担当者とトークショーを開催。今季は一塁100試合、三塁28試合、左翼15試合と3ポジションでスタメン出場した。来季に向け「ファースト…
巨人岡本和真内野手(28)が、来季もマルチに守備を全うする。都内のアルペントーキョーでローリングス社のグラブ担当者とトークショーを開催。今季は一塁100試合、三塁28試合、左翼15試合と3ポジションでスタメン出場した。来季に向け「ファーストもいい。サードもたまに守ると楽しい。どっちも半分半分ぐらいでやりたい」。また左翼起用のオプションも想定し、「今年はキャンプはやってなかったので、来年のキャンプではしっかり」と備えていく。
主砲のユーティリティー性は、起用の幅を広げる。新外国人トレー・キャベッジ外野手(27=パイレーツFA)は一塁での起用がメインになる見込み。FAでソフトバンクから甲斐の獲得もあり、一塁に大城卓を置く布陣も組める。岡本和は「全部練習し、言われたところでやりたい。最低限のことができるように」と重ねた。
前中日マルティネス、発表間近の前楽天田中将ら、新戦力がもたらす競争力は連覇への追い風となる。「チームが毎年、いい選手を求めるっていうのは普通のこと。入ってきた人たちと一緒に強いチームを作れるように」。生え抜きも移籍組も融合し、勝つ集団とする。集まった経歴さまざまな男たちの中心で、日本一に向かう。【上田悠太】