サッカーJ1・サンフレッチェ広島の往年の名選手たちが集った「レジェンドマッチ2024」が21日、広島市中区の「エディオンピースウイング広島」であった。選手たちは、現役時代をほうふつとさせるプレーやパフォーマンスを披露。約1万5千人の観客を…
サッカーJ1・サンフレッチェ広島の往年の名選手たちが集った「レジェンドマッチ2024」が21日、広島市中区の「エディオンピースウイング広島」であった。選手たちは、現役時代をほうふつとさせるプレーやパフォーマンスを披露。約1万5千人の観客を魅了した。
2月に同スタジアムが開業したことを記念して、OBらでつくる実行委員会が主催した。日本代表監督の森保一さんや槙野智章さん、久保竜彦さん、佐藤寿人さん、森崎和幸さんら50人近いOBが集まり、2チームに分かれて戦った。
試合前には、選手を代表して森保さんがあいさつ。「サンフレッチェの歴史には優勝もJ2降格もあるが、どんなときもサポーターの皆さんの応援を受けて、歴史を重ねてきた」と感謝した。
試合は互いに点を奪い合い、3―2の結果に。選手たちはゴールを決めると、ダンスを見せるなどして会場を沸かせた。広島市西区の会社員上村貴幸さん(32)は「OBたちはまだまだ衰えておらず驚いた。これからも、サポーターとしてチームの歴史を支えていきたい」と話していた。
開業元年のスタジアムをレジェンドたちが駆け回り、リーグ戦2位の成績を収めたサンフレの1年を締めくくった。(山中由睦)