◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 第2日(21日、大阪・東和薬品ラクタブドーム) ペアのショートプログラム(SP)が行われ、2023年世界選手権金メダリストで5年ぶり出場の「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組(木…
◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 第2日(21日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)
ペアのショートプログラム(SP)が行われ、2023年世界選手権金メダリストで5年ぶり出場の「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が74・16点で首位発進を決めた。
サイドバイサイドの3回転トウループで三浦の着氷が乱れ、スピンでは2人の回転にズレが生じた。終盤のデススパイラルでもレベルを取りこぼした。木原は「すごく集中できていて、体の切れも良かったので、ちょっと残念だった。平常心で2人とも臨めていた。その状態でしっかりと演技をすることができなかった。スピンのズレとスパイラルでレベル4を取れていないことに一番悔いが残る」と残念がった。
2週前のGPファイナル(フランス)は2位だった。拠点のカナダに戻らず、日本で調整を続けてきた。練習で調子が良かっただけに悔しさが募る。木原は「フリーもファイナルよりいいものをやってきているので、絶対に大丈夫。絶対にできる。できていなかったら言わないけど、できているからこそ。こうなっちゃうっていうのは、数をこなしていくしかない。乗り越えていかないと、これから勝てない」と力を込めた。三浦も「ファイナルよりも、いい演技をできるようにしたい」と続けた。22日のフリーこそ、会心の滑りを見せる。