CBで出場した遠藤は持ち前のボール奪取力でチームに貢献した(C)Getty Images 遠藤航が所属するリバプールは現地時間12月18日、カラバオカップ準々決勝でサウサンプトンと対戦。前半に2点を挙げるなど試合を優位に進め2-1で勝利し、…
CBで出場した遠藤は持ち前のボール奪取力でチームに貢献した(C)Getty Images
遠藤航が所属するリバプールは現地時間12月18日、カラバオカップ準々決勝でサウサンプトンと対戦。前半に2点を挙げるなど試合を優位に進め2-1で勝利し、準決勝進出を決めた。遠藤はスタメンに名を連ね、フル出場を果たしている。
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この試合までにディフェンス陣の欠場者が相次いだリバプールは遠藤をCBで起用。普段とは異なるポジションに置かれた遠藤だったが、DFとして落ち着きのあるプレーを披露した。また、後方に位置するだけでなく時折、中盤に上がってボールをさばくシーンもみられた。
遠藤は32分に記録されたチームの2点目にも関与している。相手陣内の高い位置でボールを受けると、細かいタッチで目の前のわずかなスペースへパスを送った。これをコーディ・ガクボが収め、最後はラストパスを受けたハーヴェイ・エリオットが鋭いシュートを放ちゴールを決めた。
フル出場を果たし攻守で躍動した遠藤に専門メディアも賛辞を送っている。クラブの情報を発信する『LIVERPOOL.COM』では、この試合での遠藤のプレーについて、「アルネ・スロット監督率いるチームがカラバオカップの準決勝に進む上で大きな役割を果たした」と振り返った。
また、「急遽でのCB起用だったが、パフォーマンスがあまりにも印象的だったためエンドウはリバプールのマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。この賞はファン投票によって決定されるものだ」として、試合後での背番号3への反響が大きかったことも明かしている。
さらに同メディアは、「今シーズン、エンドウをほとんど起用してこなかったスロットだが、この試合を通じて、前任者ユルゲン・クロップが彼を愛した理由を目の当たりにしたかもしれない」とつづり、活躍ぶりを評した。
加えて、遠藤がカラバオカップでここまでの3試合、すべてに先発出場していると説きながら、「準決勝でもエンドウが先発出場する可能性がある」などと見通している。
まさに遠藤のユーティリティなスキルが発揮されたゲームとなった。この一戦での見事な働きは、今後より多くの出場機会を得るためのアピールとして、上々の内容だったと言えるだろう。ここからも様々な場面で、ピッチに立つ遠藤の姿がみられることを期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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