◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 第2日(21日、大阪・東和薬品ラクタブドーム) 男子フリーに向けた公式練習が午前に行われ、ショートプログラム(SP)首位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が最終調整。曲をかけ…

◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 第2日(21日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 男子フリーに向けた公式練習が午前に行われ、ショートプログラム(SP)首位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が最終調整。曲をかけての練習では冒頭のフリップが2回転になるなどしたが、曲掛け後はしっかり降りて修正。4回転サルコー、4回転―3回転トウループなど入念に確認した。

 SPは2本のジャンプを成功させ、92・05点で1位発進。父の正和コーチは元全日本3連覇で、2010年の小塚崇彦以来となる父子V、そして自身初優勝に挑む。目標はノーミスでの演技。フリーに向けては「自分自身、全力を出し切ったと思える演技ができるように。100%で頑張りたい」と意気込みを語っていた。

 SP2位は16歳でジュニアの中田璃士(TOKIOインカラミ)が90・31点。友野一希(第一住建グループ)が89・72点で3位と続く。中田は4回転トウループを降りるなど順調に調整。SP4位から表彰台を狙う三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は、曲かけで冒頭4回転ループに挑み着氷するなど汗を流した。男子フリーは、午後3時45分から始まり、鍵山ら最終グループは同6時59分から滑走する。