サッカーJリーグが表彰する今季のJ2ベストイレブンに、ファジアーノ岡山のGKスベンド・ブローダーセンが選出された。岡山からは2022年のDFヨルディ・バイス以来2人目。また、MF岩渕弘人が日本プロサッカー選手会(JPFA)のJ2ベストイレ…

 サッカーJリーグが表彰する今季のJ2ベストイレブンに、ファジアーノ岡山のGKスベンド・ブローダーセンが選出された。岡山からは2022年のDFヨルディ・バイス以来2人目。また、MF岩渕弘人が日本プロサッカー選手会(JPFA)のJ2ベストイレブンに選ばれた。

 ドイツ出身で五輪代表歴もあるブローダーセンは今季横浜FCから加入。リーグ戦38試合にフル出場し、J2で2番目に少ない29失点の堅守の要となった。J1昇格プレーオフでも2試合連続で無失点に抑えた。クラブを通じ「シーズン全試合をフル出場できたのはキャリアでも初めてで、J1昇格を達成したシーズンにこのような賞をいただけて幸せ」とコメントした。

 岩渕は今季いわきFCから加入。3トップの一角としてチーム最多、リーグ7位タイの13得点を挙げ、昇格プレーオフでは準決勝でゴールを決めた。JPFAの男子会員はJリーグと海外のプロサッカークラブに所属する日本人プロ選手(一部外国籍含む)約1700人で、ベストイレブンは22年に創設され、岡山からは初選出。

 岩渕はクラブを通じ「選手の皆さんに選んでいただけた賞なので、相手にとって嫌な選手という印象を持ってもらえたことをうれしく思います」とコメントした。(大野宏)