ドイツサッカー協会(DFB)は20日、シーズン開幕戦であるスーパーカップの名称を“フランツ・ベッケンバウアー・スーパーカップ”に変更することを発表した。 シーズン開幕を告げるブンデスリーガ王者とDFBポカール優勝チームによる一戦は、1976…

ドイツサッカー協会(DFB)は20日、シーズン開幕戦であるスーパーカップの名称を“フランツ・ベッケンバウアー・スーパーカップ”に変更することを発表した。

シーズン開幕を告げるブンデスリーガ王者とDFBポカール優勝チームによる一戦は、1976年に“DFBスーパーカップ”として誕生。その後、1996年より14年間の休止期間を経て、2010年から“DFLスーパーカップ”として公式に再開された。

今回の名称変更は、今年1月に78歳で逝去したドイツのレジェンドであるフランツ・ベッケンバウアー氏に敬意を示すもので、DFBのベルント・ノイエンドルフ会長は公式サイトで以下のように説明した。

「フランツ・ベッケンバウアーの功績と生涯の仕事を称え、敬意を表することは、私個人にとっても、DFBにとっても重要なことである。フランツ・ベッケンバウアーのサッカー界における功績は比類なく、忘れることはできない。スーパーカップの名称を変更することで、私たちはフランツ・ベッケンバウアーとサッカー界のつながりを目に見える形で示すことができる。それはプロだけでなく、DFBカップに参加するアマチュアも同様だ。ベッケンバウアー・ファミリーとDFLに感謝します」

なお、今回の名称変更に伴い、大会のロゴやサポートプログラムなども変更されるとのこと。次回のスーパーカップは2025年8月16日に開催される。