ヤクルト・長岡秀樹内野手(23)が20日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5100万増の9200万円でサイン。遊撃手で全試合に先発出場して最多安打の初タイトルを獲得も慢心なく、一からのスタートを強調した。(金額は推定) 表情はなかな…

 ヤクルト・長岡秀樹内野手(23)が20日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5100万増の9200万円でサイン。遊撃手で全試合に先発出場して最多安打の初タイトルを獲得も慢心なく、一からのスタートを強調した。(金額は推定)

 表情はなかなか緩まなかった。「レギュラーと言っていただいているのは今年ぐらいだったので」。139試合に出場した22年から今年で3年がたつが、初めて残った成績という手応えに来季への覚悟を残した。

 色紙には「勝」と記す。「今年のスタイルを貫くつもりはない」と進化するためなら、打撃フォームの改造もいとわない。チーム内の競争に勝ってこそ立てるレギュラーの座。「弱い自分に負けないように」。つかんだ場所は自力で守り切る。