メッツからFAのアロンソの動向に注目…ヤンキースも関心か メッツからフリーエージェント(FA)となっていたピート・アロンソ内野手の去就に注目が集まっている。今季は34本塁打、88打点をマークするなど活躍したが、米メディアは「ピークを過ぎてい…

メッツからFAのアロンソの動向に注目…ヤンキースも関心か

 メッツからフリーエージェント(FA)となっていたピート・アロンソ内野手の去就に注目が集まっている。今季は34本塁打、88打点をマークするなど活躍したが、米メディアは「ピークを過ぎている」などと辛口評価で新しい所属先は越年となる見込みだという。

 ニューヨークの地元放送局「SNY」は19日(日本時間20日)に「ピート・アロンソのFAに関する噂:AL幹部がこの一塁手を『複雑な選手』と呼ぶ」とのタイトルで情報を公開。さらに「アロンソは2023年シーズン中、メッツとの7年延長契約を断ったとされる」との見出しもつけた。

「アロンソはFA市場で屈指のパワーヒッター。メッツとヤンキース両方が関心を示している一塁手スラッガー」と紹介し、今後の動向に言及。「一塁手の市場全体同様に、アロンソの市場もなかなか進展がなく、このスラッガーは新たな契約を結ぶまでもう少し待たなければならないかもしれない」と伝えた。

 MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者によれば、FA一塁手の数からして、アロンソは新契約を確保するには1月、2月まで待たなければならないかもしれない、との情報も紹介。あるア・リーグ幹部はアロンソを「複雑な選手」と呼んだ、と掲載した。

「30代で右打ち一塁手。その点は良いが、ピークは過ぎてしまっているだろう」「守備の人ではないしアスリートでもない。だが注目を浴びることについては問題ない。彼はホームランを打ってきたし、それも大きな場面で打っている。彼は難しい選手だ」などと討論していた。

 30歳のアロンソは今季、初の全162試合に出場し打率.240も34本塁打、88打点をマーク。メジャー初年度となった2019年には53本塁打でタイトルを獲得。「ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)」も受賞した。2022年には131打点で打点王に輝いている。オールスターにも4度の出場を誇るなど、メジャー6年間で5度の30発超など通算226本塁打をマークしている。(Full-Count編集部)