広島・石原貴規捕手(26)が19日、年明け1月から巨人に移籍する甲斐と4年連続で合同自主トレを行うと明かした。今季は30試合でスタメンマスクをかぶるもチームは11勝19敗。“勝てる捕手”の極意を吸収してチーム内の信頼度を高める。 両手では…
広島・石原貴規捕手(26)が19日、年明け1月から巨人に移籍する甲斐と4年連続で合同自主トレを行うと明かした。今季は30試合でスタメンマスクをかぶるもチームは11勝19敗。“勝てる捕手”の極意を吸収してチーム内の信頼度を高める。
両手では足りないぐらい、聞きたいテーマがある。石原は甲斐との合同自主トレに来月7日から21日まで参加。「試合の準備、流れ、データの入れ方、どういうことに気を付けているかとか。技術的には、まだまだ学ぶところがある」と幅広く質問を重ねていく。
最も助言を仰ぎたいのは配球面。今季の反省として挙げた一例が8月25日・阪神戦。2点リードの三回に先発・森が森下に逆転3ランを浴びた。高めカットボールを痛打されてチームも敗戦。「球種やコース、リスクが少ない選択ができるように」と理想を描いた。
この日はマツダスタジアムで調整。「今年は(先発マスクをかぶった試合で)負け越した。何とか勝ち越してチームに貯金ができるように、『マスクをかぶったら勝てる』と思われるようになりたい」。球界屈指の司令塔から貪欲に学び、成長へのヒントにする。