◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 練習日(19日、大阪・東和薬品ラクタブドーム) 女子の公式練習後に、昨年5位の三原舞依(シスメックス)が取材に応じ、「今までで一番ワクワクして会場入りした。大阪の全日本は何度か経験…

◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 練習日(19日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 女子の公式練習後に、昨年5位の三原舞依(シスメックス)が取材に応じ、「今までで一番ワクワクして会場入りした。大阪の全日本は何度か経験があるので、その時のことを思い出しながら。すごくうれしくて、1周1周を楽しんで(練習の)30分間を滑ることができた」と笑顔を見せた。

 この日のショートプログラム(SP)の曲かけは冒頭の2回転半、続く3回転ループを決め、最後は3回転ルッツ―2回転トウループだった。昨季は右足首の疲労骨折に悩まされ、現在も完治はしていない。「イメージ自体はすごく上げてこられている。そのイメージのまま、自分を信じて、足を信じて最後まで滑れたら大丈夫なんじゃないかな」と力を込めた。

 三原にとって5年連続10回目の全日本選手権が、幕を開ける。「ショートとフリーでジャンプをすべて跳んで、レベルもそろえて、完璧なプログラムを滑りきりたいというのが今回の一番の目標。今までの練習やトレーニングで、つらいこともたくさんあった分、試合に来たら楽しみたい。思い切って笑顔で楽しめたらいいなと思っている」と話した。

 女子SPは20日、フリーは22日に行われる。