◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 練習日(19日、大阪・東和薬品ラクタブドーム) 午後に女子の公式練習が行われ、大会3連覇中の坂本花織(シスメックス)はショートプログラム(SP)の曲をかけ、安定した滑りを見せた。冒…
◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 練習日(19日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)
午後に女子の公式練習が行われ、大会3連覇中の坂本花織(シスメックス)はショートプログラム(SP)の曲をかけ、安定した滑りを見せた。冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)や3回転フリップ―3回転トウループを降りるなど、順調に調整し「氷の感触はすごくよかった。このまま試合に臨めるのが、すごく楽しみ」と、20日のSPを見据えた。
2連覇に挑んだ今月のグランプリファイナルは、SPから出遅れて3位。「去年は初優勝を目指して勝ち気で挑んで達成できて、その強気でいく部分が足りなかった」と、精神面で反省。帰国直後は胃腸炎にかかり「完全にダウンしてしまった」と明かしつつ「0からリスタートだったけど、逆に疲れを残さずに必要な所を鍛えられたり、体を作り直すことができた。コンディションはファイナル前よりもいい」と明るく語った。
週初めに大会に向けた緊張がピークを迎えていたといい「今は落ち着いて、練習もすごくいい感じにできた」と坂本。全日本は大会4連覇がかかるが「人に勝つというよりは、自分に勝つ気持ちでいきたい。目標は、欲張り。全部いいように、結果につなげていきたい」と、言葉に力をこめた。