ソフトバンクから国内FA権を行使し、ロッテに入団する石川柊太投手(32)が19日、ZOZOマリンで入団会見に臨んだ。背番号は今季まで吉井理人監督が背負った「21」。吉井監督は来季から背番号「81」となる。新たなスタートとなる本拠地で開口一番…

ソフトバンクから国内FA権を行使し、ロッテに入団する石川柊太投手(32)が19日、ZOZOマリンで入団会見に臨んだ。背番号は今季まで吉井理人監督が背負った「21」。吉井監督は来季から背番号「81」となる。

新たなスタートとなる本拠地で開口一番「吉井さんの熱意に応えられるように、期待に応えられるように頑張りたいと思います」と語った。自身の背番号を譲った吉井監督は「去年の時点でFAになるのは知ってて、そのときから来てほしいと思っていた。大活躍を期待しています」と活躍を願った。

石川柊の争奪戦には、宣言残留を認めるソフトバンクに加え、巨人、オリックス、ヤクルトが獲得に乗り出していたが、ロッテが5球団の争奪戦を制した。先発陣は佐々木朗希投手(23)がポスティングシステムで海外挑戦、左腕メルセデスとカイケルが自由契約で去就が不透明。石川の先発ローテーションは確実視されている。

石川柊は今季15試合に登板し、7勝2敗で防御率2・56。新型コロナの影響で120試合の短縮シーズンとなった20年には、リーグ最多タイの11勝、勝率7割8分6厘でリーグ最多勝率のタイトルを獲得した。