SNSの総フォロワー数が9000万人を超えるサッカージャーナリストが15日にABEMAで配信された「ABEMAスポーツタイム」(日曜・後10時)にVTR出演した。移籍市場に関する数々のスクープを報じてきたイタリアのジャーナリスト、ファブリ…
SNSの総フォロワー数が9000万人を超えるサッカージャーナリストが15日にABEMAで配信された「ABEMAスポーツタイム」(日曜・後10時)にVTR出演した。移籍市場に関する数々のスクープを報じてきたイタリアのジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏(31)が、半年に及ぶ交渉の末に日本の番組に初登場した。
日本ではロマーノ氏によるスクープは“ロマーノ砲”と呼ばれ、昨年夏のネイマールのサウジアラビア・リーグ移籍などを始め数々の特ダネをものにしてきた。日本人選手でも2022年に吉田麻也のドイツ1部・シャルケへの移籍を報じた。「奥さんにも言ってないことを知られていた」と当時、吉田が自身のSNSに投稿。ロマーノ氏は「あれは最高の一件だった」と振り返った。
サッカー選手になる夢は「お世辞にもうまいとは言えなかった」と7、8歳の頃に諦め、興味を持ったサッカー報道の世界に飛び込んだという。「僕のフォロワーに課金させないようにしている。お金を払ったら移籍スクープが見られるアプリを提案されたこともあるけど、『絶対にやらない』と断ったよ」と信念を持って仕事をしている。
日本人選手についてもチェックしており、「三笘薫(ブライトン)は非常にレベルが高くファンタスティック」としながらも、ステップアップの移籍の障害があるとすれば、「簡単に放出を許さないクラブの方針」と断言。久保建英(Rソシエダード)について、この夏の移籍では「(イングランドの)プレミアリーグの複数のクラブが興味を持っていたが実現しなかった」としながら、「来年の夏は状況が変わるかも。正しい額のオファーが届けばプレミアにいく」と予想していた。