阪神・小幡竜平内野手(24)が18日、伊丹市内で行われた伊丹心身障害対策市民懇談会「手をつなぐ市民のつどい」に野口と参加した。来季気を付けたい球団に挙げたのは巨人。リーグ優勝へ、新加入するマルティネスを打ち崩し、甲斐から盗塁を決めてGキラ…

 阪神・小幡竜平内野手(24)が18日、伊丹市内で行われた伊丹心身障害対策市民懇談会「手をつなぐ市民のつどい」に野口と参加した。来季気を付けたい球団に挙げたのは巨人。リーグ優勝へ、新加入するマルティネスを打ち崩し、甲斐から盗塁を決めてGキラーとなることを意気込んだ。

 G倒は俺に任せろ!ファンからの質問コーナーで、「来季気を付けたい球団は?」と問われると、小幡は「巨人ですね」ときっぱり。「今年優勝しましたし、来年からはライデル・マルティネスが入るので、もっと厄介になるかなと思います」と警戒した。

 今季は巨人戦7試合に出場して打率・333と数字を残したが、来季からは前中日の守護神・マルティネスが加わる。今季の対戦成績は1打数無安打だった。「背丈もあって、リリースが高い分、難しい部分はある」と話した上で、「一番は球が速いので、そこに対してしっかりコンタクトするところが大事」と攻略を意気込んだ。

 続けて、「得点と打点。来年はそこにこだわりたいと思っています。とにかく点に絡みたい」と巨人戦で勝負強さを発揮することも誓った。同じくソフトバンクからFA移籍が決まった甲斐は同じ大分出身。強肩を持つ難敵だが、「甲斐キャノン。決められたら最高ですね」と自慢の足を生かして盗塁を決めたい。

 来春キャンプで臨時コーチを務める球団OBの赤星氏からは注目選手にも名前を挙げられた。「まずはしっかり技術を上げていきたい。赤星さんにしっかり教わりたい」と赤星塾でレベルアップを図り、甲斐キャノンをかいくぐってみせる。

 補強を続ける巨人に、「戦力的にはかなり、メンツもすごいので。でもそこに勝たないと優勝は見えないですし。ずっとライバル球団と言われているんで、意識して当然」とメラメラ。この日壇上では「143試合出ること」と全試合出場も宣言した。打って走って宿敵を圧倒し、来季は頂点に導く。