巨人オコエ瑠偉外野手(27)が、メジャー挑戦の夢を語った。18日、妹でバスケットボール女子の東京五輪日本代表、桃仁花(もにか)と母校の東京・東村山第六中を訪問。「次の夢は? となった時、最大目標としてはメジャーリーガー」と、プロ1年目から抱…

巨人オコエ瑠偉外野手(27)が、メジャー挑戦の夢を語った。18日、妹でバスケットボール女子の東京五輪日本代表、桃仁花(もにか)と母校の東京・東村山第六中を訪問。「次の夢は? となった時、最大目標としてはメジャーリーガー」と、プロ1年目から抱く思いを堂々と言葉にした。

27歳でレギュラーでもない立場なのは十分に分かっている。“ビックマウス”とも思われるかもしれない。ただ夢がかなうか、かなわないかは問題じゃない。「夢を言ってばかにされる経験もした。ただ夢を言うのは、そこに対して走っていく自分のモチベーションにつながる。最終的に届かなくても、やれるだけやれたら結果的に悔いはない」と、信念を口にした。

丸、ヘルナンデス、浅野らがおり、外野手争いは激しい。「うれしい。競争ができるっていうだけで。それでこそ巨人。争いに勝てれば、自分自身もレベルアップできると思いますし、すごいワクワクする」と競争を歓迎する。アマチュア時代もプロ野球選手となる夢を周囲に公言し、実現の原動力としていた。今季は68試合の打率2割6分1厘、3本塁打、13打点。現実を見据えながら、メジャーという最高到達点の目標を持ち続け、自らを奮い立たせる。【上田悠太】