25年1月2、3日に行われる第101回箱根駅伝で通算98回目の出場となる中大が18日、東京・多摩キャンパスで取材に応じた。藤原正和監督(43)は「伝統校として時代を進めたい。今年は予選会、全日本と非常に苦しんできたが、11月以降立て直して…

 25年1月2、3日に行われる第101回箱根駅伝で通算98回目の出場となる中大が18日、東京・多摩キャンパスで取材に応じた。藤原正和監督(43)は「伝統校として時代を進めたい。今年は予選会、全日本と非常に苦しんできたが、11月以降立て直して、いい練習を積んでいる」と近況を語り、「学生達と話をして目標7位で箱根で戦っていくことを決めた。最近の状況だともっと上を狙えるかと思うが、まずは足元の7位を確実にクリアして、チャンスがあれば上を狙っていきたい」と意気込んだ。

 23年大会は総合2位と名門復活の兆しを見せたが、今年1月の前回は体調不良者が続出した影響もあり、13位に沈んだ。今季も箱根予選会で6位、11月の全日本大学駅伝で12位と苦戦が続いているが、箱根駅伝のエントリー選手上位10人の1万メートルの平均タイムでは、エースの吉居駿恭(3年)ら3人の27分台を擁するなど、28分15秒62と全チームでトップに立っている。

 藤原監督は「テーマは3強(国学院大、青学大、駒大)への挑戦。3強の一角を崩せるようなレースをしていきたい」と力を込めた。