元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が18日までに公式YouTube「解体慎書」を更新し、巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏(49=日刊スポーツ評論家)と対談。ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍する佐々木朗…

元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が18日までに公式YouTube「解体慎書」を更新し、巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏(49=日刊スポーツ評論家)と対談。ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍する佐々木朗希投手(23)が活躍できる可能性などを語り合った。

上原氏は「どういう契約をするかじゃないですか。来年行って、投げさせないのか、投げさせるのか、メジャーで。最初はマイナー契約しかできないので」と球団の育成方針次第との考えを示した。

宮本氏は「現時点の実力で、1試合限定って考えて、メジャーで通用するかと考えたら、絶対に通用します。じゃあ活躍するっていうのが何かってなったら1年間。それは厳しいんじゃないかと」と言い、上原氏は「日本でもやってないというところで」とロッテでも1年間ローテーションを守った経験がない現状を示した。

その上で、宮本氏は「最近はメジャーも登板間隔空けたり、イニング管理をするというから、それだったらもしかしてできるかもなと思ってる」。上原氏は「ルーキーだったら、もしかしたら最初は140イニングとか(制限が)あるかもしれない」と中4日や5日ではなく、中6日以上で回る可能性を指摘した。

宮本氏は「(中)6とか7とか空けたら、もしかしたらいけるかなって」。上原氏は「実力はもう間違いないです。あとはボールにどう対応するか。滑るってなると滑らないように力を入れる。それがトミー・ジョンにつながるので。前腕の筋肉も鍛えておかないと」とケガを予防するトレーニングについても語った。

最後は結論として、宮本氏が「ということで佐々木朗希は通用する。通用する種類がちょっと違いますということですね。使い方とかで変わってくる」と解説し、移籍するチームの登板間隔をポイントに挙げた。上原氏は「最初は多分メジャーで投げないと思いますね、1年目は」と長期的な育成計画になる可能性を示した。