ヤクルト・小沢怜史投手が18日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2200万増の5200万円でサインした。(金額は推定) 小沢は今季を「シーズン最初は難しいスタートだった」と先発としてなかなか勝ち星に恵まれなかった序盤を振り返りつつ、…
ヤクルト・小沢怜史投手が18日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2200万増の5200万円でサインした。(金額は推定)
小沢は今季を「シーズン最初は難しいスタートだった」と先発としてなかなか勝ち星に恵まれなかった序盤を振り返りつつ、「最終的には1年間投げ切れたのでよかった」と話した。球団からは「助けてもらった」という言葉をかけられ、「すごく1年間パフォーマンスも安定して、体も心も一定でできているのが成績に出ている」と好調だった要因を分析した。
1年間で得た経験を来季につなげていく覚悟だ。「先発やれと言われたら先発やる」と言いつつも、「中継ぎだったら抑え目指したい」と意気込む。来年は守護神奪還を狙う田口、抑え候補で獲得された新外国人・バウマンらとの競争にもなるが、今季経験した守護神というポジションで「プレッシャーもある中で、最後終わった輪の中にいられるのは達成感がある」と言い、「1年間同じポジションで投げられたらいい。50試合投げられたらなと思います」と前を向いた。
今季は開幕ローテーション入りを果たすなど先発としてスタートを切ったが、田口や清水らの不振などチーム事情で6月に中継ぎへと配置転換。40試合に登板し、6勝6敗、プロ初セーブとなる11セーブをあげるなど夏場以降は守護神としてチームを支えた。防御率は2・55だった。