広島東洋カープの新入団選手発表が17日、広島市内であった。約500人のファンが見守る中、新人8選手(育成3選手を含む)が新しいユニホームを着て、「勝利に貢献するように頑張る」などと抱負を語った。 ドラフト1位の佐々木泰内野手(21)は、「…
広島東洋カープの新入団選手発表が17日、広島市内であった。約500人のファンが見守る中、新人8選手(育成3選手を含む)が新しいユニホームを着て、「勝利に貢献するように頑張る」などと抱負を語った。
ドラフト1位の佐々木泰内野手(21)は、「改めてカープに入団できるんだという思いが強くなって、うれしさが増しました」と笑顔で話した。
カープには、青学大で1学年先輩だった常広羽也斗投手、県岐阜商高時代に1学年後輩だった高木翔斗捕手がいる。「『楽しみに待っている』と声をかけてもらった。3人でヒーローインタビューのお立ち台に立てたら一番うれしい」。背番号10で、プロの道を歩み始める。
ドラフト2位の佐藤柳之介投手(22)と同4位の渡辺悠斗内野手(22)は富士大のチームメート。佐藤投手は「広島でも一緒で、指名されたときは自分のことのようにうれしかった。すごく頼れる打者。心強いです」。渡辺選手は「柳之介が投げたら勝てるという頼もしい人なので、一緒に入れてうれしい」と目を細めた。
新井貴浩監督は「この8人を加えて、チーム内でいい競争をして、来シーズンの優勝、日本一に向けて頑張っていきたい」と意気込んだ。(上山浩也)