元DeNAヘッドコーチの高木豊氏が17日、自身のYouTubeチャンネルを更新。ソフトバンク移籍が報じられた上沢直之投手について言及した。 少し前の動画で、上沢について「日本ハムに収まるのが筋。筋を通さないと」と語っていた高木氏。この日は…
元DeNAヘッドコーチの高木豊氏が17日、自身のYouTubeチャンネルを更新。ソフトバンク移籍が報じられた上沢直之投手について言及した。
少し前の動画で、上沢について「日本ハムに収まるのが筋。筋を通さないと」と語っていた高木氏。この日は一転して「まあね、いろいろあるよ。道徳的な考え方とか、ビジネス的な考え方とか。前の動画は何の条件も分からないまましゃべって、道徳的なことを言ったけど、日が経って条件みると、なびくよな~」と、理解を示した。ソフトバンクは4年契約を提示したとされていることに「選手やってるとやっぱり1年なのか、4年なのか。4年の保証がつくっていうのは、わからないではない。人道的に、道徳的にいえば、前の動画と変わらないけど、色んな条件が出そろってくるとやっぱり考え方は変わってしまう。人間ってそんなもんだよ。必要だと思ってる、責任を持たされる仕事場の方が魅力を感じる」と、上沢の心境を慮った。
両チームが置かれている現状とともに「条件が違いすぎるな。たぶんな。同じ条件で向こう行くだったら、ちょっと待てってなるけど。そらどっちが欲しいかというとソフトバンクの方がほしい。石川柊太抜けてるしさ。色んなことを考えると、上沢はローテーションには確実に入ってくるよね。だからといって日本ハムがいらないかというと、数は多くいた方がいい。それぐらいかな」と、説明した。「いろいろ上沢に対して攻撃をする人はいるかもしれないけど、ルールがあるから。ルールを改正しないかぎりこういう問題はついて回るよね」と指摘した。
上沢は23年オフに日本ハムからポスティングシステムで大リーグに挑戦。レイズとマイナー契約となった後、移籍したレッドソックスでメジャーのマウンドを踏んだものの、2試合のみの登板に終わり、レッドソックス傘下3AからFAとなっていた。去就については12年間在籍した日本ハムへの復帰か、ソフトバンク入団かで注目されていた。