J1・広島は17日、キプロス人FWのピエロス・ソティリウ(31)と契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことを発表した。外国人選手はMFエゼキエウ、FWドウグラス・ビエイラに続いて今オフ3人目の契約満了。戦力の整理が続いている。 ソティリ…

 J1・広島は17日、キプロス人FWのピエロス・ソティリウ(31)と契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことを発表した。外国人選手はMFエゼキエウ、FWドウグラス・ビエイラに続いて今オフ3人目の契約満了。戦力の整理が続いている。

 ソティリウは2022年途中に加入し、J1通算51試合の出場で13得点。今季は25試合の出場ながらチーム2位の8得点をマークしていた。

 22年のルヴァン杯決勝・C大阪戦では2得点を挙げて、タイトル獲得に大きく貢献した。キプロス代表にも継続的に招集されており、ここまで国際Aマッチは65試合に出場し、14得点の実績がある。

 14日には在籍6年で34得点を挙げたドウグラス・ビエイラの退団も決定。翌15日にはエゼキエウとの契約満了も発表していた。

 来季はアジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)での戦いも見据えている。スキッベ監督がシーズン終了後に「この休みの間に、チームの方をもう少し整理して、上で誰が出ても戦える状況にしないといけない」と話していたように、着々と来季への準備が進んでいる。

 広島は今季、連覇を果たした神戸に次ぐ2位の健闘を見せた。