7月「アムンディ エビアン選手権」で海外メジャーを初めて制し、平均最少ストロークの選手に贈られる「ベアトロフィ」を獲得した一年を表す一文字に、古江彩佳は「昇」を選んだ。「もうすごく最高な年で『幸(せ)』とか書きたいなと思ったけど、これがマ…
7月「アムンディ エビアン選手権」で海外メジャーを初めて制し、平均最少ストロークの選手に贈られる「ベアトロフィ」を獲得した一年を表す一文字に、古江彩佳は「昇」を選んだ。「もうすごく最高な年で『幸(せ)』とか書きたいなと思ったけど、これがマックスで終わりたくない。階段をのぼる途中っていう意味で選びました。本当にいい年だった」と振り返った。
17日に都内で行われた日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」に出席。ゴルフ界を盛り上げた功績として「全米女子オープン」を制した笹生優花とともに「輝き賞」を受賞した。「アメリカ中心でやってきたのに表彰していただいて、すごく感謝」と喜びを言葉にした。
ツイード柄のドレスに袖を通したファッションの一番のポイントは「腕時計」。日本勢4人目となったメジャー制覇を記念して贈られたロレックス製の高級腕時計で、裏には大会名と「WINNER」の文字。「勝ち取ってもらえたものなのですごくうれしい。2週間前ぐらいに届きました」と頬を緩めた。
オフは国内で過ごす予定で、来季は1月30日開幕のシーズン開幕戦「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(フロリダ州レイクノナG&CC)から始動する。「まずは1勝を目指して頑張るのと、今年はトップ10に入る回数は多かったけど、そのなかで優勝したかったのがいくつかあった。今年の自分を超えられるようにしていきたい」と意気込んだ。(編集部・石井操)