巨人から海外FA宣言した菅野智之投手(35)が、米大リーグのオリオールズに移籍することが判明した。16日(日本時間17日)、球団が公式SNSで報じた。菅野は今季、24試合に登板し15勝3敗、防御率1・67の好成績を残し、リーグ優勝の原動力と…

巨人から海外FA宣言した菅野智之投手(35)が、米大リーグのオリオールズに移籍することが判明した。

16日(日本時間17日)、球団が公式SNSで報じた。

菅野は今季、24試合に登板し15勝3敗、防御率1・67の好成績を残し、リーグ優勝の原動力となった。セ・リーグ投手では歴代最多の3度目のMVPを獲得。最多勝、最高勝率などのタイトルにも輝いていた。

20年オフにはポスティングシステムを利用して、メジャー移籍を目指していたが、契約合意には至らなかった。4年後、ついに夢をかなえた。これまでに米メディアでは獲得候補としてエンゼルス、パドレス、カブス、ジャイアンツなどの名前が挙がっていた。

菅野は東海大4年時に日本ハムからドラフト1位指名を受けたが、入団を拒否。12年に巨人からドラフト1位指名を受けて入団すると、新人年から13勝を挙げるなど活躍した。これまで9度の2桁勝利を挙げるなど、通算136勝(74敗)の成績を残している。前巨人監督の原辰徳氏は伯父にあたる。