セルティックが2シーズンぶり22度目のリーグカップ優勝に沸いた中、サッカー日本代表FW前田大然のスピードを活かした“衝撃ゴール”に称賛が集まった。 現地時間12月15日に行われたスコットランドのリーグカップ決勝で、前田、古橋亨梧、旗手怜央…
セルティックが2シーズンぶり22度目のリーグカップ優勝に沸いた中、サッカー日本代表FW前田大然のスピードを活かした“衝撃ゴール”に称賛が集まった。
現地時間12月15日に行われたスコットランドのリーグカップ決勝で、前田、古橋亨梧、旗手怜央の日本代表トリオを擁するセルティックは宿敵レンジャーズと対戦した。試合は3−3のまま突入した延長戦から突入したPK戦の末に5−4でセルティックが勝利。その壮絶な撃ち合いの中で、前田がスタジアムのファンを驚かせたのが、1−1で迎えた後半15分だった。
相手GKのパントキックがセンターサークル内でバウンドしたところからだった。その時点で得点の匂いは全くしなかったが、セルティックが跳ね返した浮き球を相手ボランチがヘディングでバックパスしたところに、金髪の前田が眼光鋭く反応。自慢の瞬発力を活かした猛烈なスプリントで迫り、相手よりも先にボールを触った。
ボールを高く蹴り上げた形になった前田だったが、その落下点にスピードに乗ったまま追い付き、絶妙のトラップでペナルティエリア内へ侵入する。そして最後は左足ボレーでの鋭いシュートで相手GKの股の間を抜いてゴールネットを揺らした。
■「何もない所から得点を生み出せる稀有な選手だ」
この前田の“理不尽プレス”からの鮮やかnボレー弾に対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。
「こんなん回避不可能だろw」
「ボール奪取!トラップ!シュート!まで一連の流れがかっこいい」
「大然の良さしか出てない」
「何もない所から得点を生み出せる稀有な選手だ」
「大然イカつい!何度も走れるチーターみたいになっとる」
前田は、その後も走り続け、延長まで120分間をフル出場。そして迎えたPK戦では、旗手が決めた後の最後の5人目として登場して見事に成功。スタンドから試合を見守った家族とともに、タイトル獲得を喜んだ。現在27歳、そのスピードにはますます磨きがかかっている。