ボクシングのWBOアジア・パシフィックバンタム級王者でWBA2位、WBC3位、WBO7位の那須川天心(26)=帝拳=が16日、都内で開催された「HEROs AWARD 2024」で、社会貢献活動を評価されて受賞した。取材に応じた天心は、来…
ボクシングのWBOアジア・パシフィックバンタム級王者でWBA2位、WBC3位、WBO7位の那須川天心(26)=帝拳=が16日、都内で開催された「HEROs AWARD 2024」で、社会貢献活動を評価されて受賞した。取材に応じた天心は、来春にも予定されている次戦について「那須川天心という実力が分かる試合になる」とコメント。いよいよ世界の舞台へ乗り出す2025年へ、新たな意気込みを示した。
天心は来年2月下旬とされている次戦の時期について「そうですね」と認め、記者会見で「今年中か来年アタマ」にも行われるとの見通しを示した。その上で「自分の実力がもろに分かる試合になる。そこを世間に見せつけたい」と次戦のテーマを掲げた。
WBO世界バンタム級王者・武居由樹が天心に「振られた」と語ったことに対しては、「振ってもいないし告(こく)ってもいないよ!そんな一方的に振られたとか言われても、恋愛に慣れてないじゃん。運命だったら絶対にやりますよ」と改めて時期を待つようにメッセージ。
また、「今もオファーが来てますから、ずっとUFCから」と仰天告白。参戦は「今は全く思わない。二股できないですからね」と、またもや恋愛に例えて全否定した。
パーティーでは元サッカー日本代表の中田英寿さんが隣席で、「昔からインタビューをけっこう見ていた。生放送しか出ないとがってる感じとかいいなというのはあったんで、伝えました」と歓談。「ちゃんと伝えることをしっかりとやって来た方なんで、そこを本人の言葉から聞けたんで、より磨きがかかりそうで怖いです」と笑った。
来年に向けては「いよいよ勝負だと思うので。1試合1試合が大事なので、しっかりとクリアしたい」ときっぱり。“ヒデ・マインド”も伝授され、2025年はさらなる高みを目指す。