阪神の小幡竜平内野手(24)が16日、来春キャンプで臨時コーチを務める球団OBの赤星憲広氏(48)から“強化選手”に指名されたことに「すごくありがたい。走りたいという気持ちは強い」と盗塁の極意吸収に意欲を示した。 来春の注目選手を問われた…

 阪神の小幡竜平内野手(24)が16日、来春キャンプで臨時コーチを務める球団OBの赤星憲広氏(48)から“強化選手”に指名されたことに「すごくありがたい。走りたいという気持ちは強い」と盗塁の極意吸収に意欲を示した。

 来春の注目選手を問われた赤星氏は「小幡にはもっと走ってほしい。盗塁の能力がつけばショートのレギュラーが取れると思う」と名指しで奮起を促した。

 6年間で通算243試合に出場して11盗塁の小幡に対して、通算381盗塁のレジェンドは物足りなさを感じている。「ポテンシャルもあるし、スピードはある。でも、スタートがうまくないし、僕が行って一番走れるように教えないと」と徹底的に指導する考えだ。

 小幡もスタートが課題だと感じているという。守備に続く武器として盗塁技術を習得し、レギュラー獲りに弾みをつける。