25年1月2日、3日の箱根駅伝に出場する城西大が16日、オンラインで報道陣の取材に応じた。前回大会は過去最高の総合3位。櫛部静二監督は「4位以上を目指しています。4位という少し中途半端な数字に思われるかもしれませんが、(国学院大、青学大、…
25年1月2日、3日の箱根駅伝に出場する城西大が16日、オンラインで報道陣の取材に応じた。前回大会は過去最高の総合3位。櫛部静二監督は「4位以上を目指しています。4位という少し中途半端な数字に思われるかもしれませんが、(国学院大、青学大、駒大の)3強を見て4位という数字。昨年3位でしたので十分に可能性がある」と力を込めた。
前回大会は“山の妖精”こと山本唯翔(4年)が“山上り”の5区で2年連続の区間新記録をたたき出したが今春に卒業。今回は5区に起用される選手が重要な鍵を握ることとなる。指揮官は「山本の穴を埋めるということで、1年生の時に山本に勝った唯一の存在として、斉藤将也が適正があるのでかねてから考えていました」と3年生起用の可能性があると示唆した。斉藤は1年時の2022年に小田原料金所~箱根大観山口の『激坂最速王決定戦』で山本を抑えて優勝。“激坂王”として5区の素質を秘めている。
斉藤は「5区だった場合はとにかく全力で駆け上がりたい。上りはみんなの中できついと思うけど、自分の中ではきつさは同じ。どれだけきついのを我慢できるかだと思う。メンタルでは負けたくないです。6区も準備していますし、下りでも問題ありません」と自信をみなぎらせた。「いろんな記事で日本人エースとしか書かれていない。箱根駅伝で真のエースになるために、ヴィクターより強さを見せたい」と、主力のヴィクター・キムタイ(3年)の名前もあげながら、強い闘志をのぞかせた。