「ルーキーシリーズ第22戦」(16日、びわこ) 1号艇で人気を集めた浜野斗馬(24)=香川・126期・A1=が、インからコンマ09のトップSを決めて圧勝し、びわこでは初、今年5回目の優勝を飾った。通算でも5回目の優勝となり、今年は飛躍の一…

 「ルーキーシリーズ第22戦」(16日、びわこ)

 1号艇で人気を集めた浜野斗馬(24)=香川・126期・A1=が、インからコンマ09のトップSを決めて圧勝し、びわこでは初、今年5回目の優勝を飾った。通算でも5回目の優勝となり、今年は飛躍の一年となった。地元の沢田尚也(滋賀)は道中で競り勝ち2着。3着には井本昌也(山口)が入った。

 今年大飛躍の浜野が、インから堂々の逃げ切りで優勝を決めた。進入はS展示同様に3対3の枠なり。楽なイン戦となった浜野はコンマ09と、ひとり0台のトップS。「どの足も抜群だし、先に回れば大丈夫と思った。1Mは誰も見えなかったし、ハンドルを切ってからも掛かってくれた。そこで逃げられたと思いました」と早々と優勝を確信し、びわこのVゴールを駆け抜けた。

 この優勝で今年はV5。「四国以外で優勝できたのも初めてだし、びわこもこんな調整があるんだといい発見になった」といろいろな面で収穫のあるシリーズとなった。

 これで来年のSG・クラシック(2025年3月25~30日・若松)の出場ボーダーとなりそうな優勝6回までマジック1となった。「SGは出たいし、クラシックまであと一つ。次節の浜名湖で優勝できるように頑張る」と、目標のSG出場に向けて、次節は全力投球で立ち向かう。