楽天・小郷裕哉外野手(28)が16日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3500万増の6600万円でサイン。「フルイニングで完走したことを感謝された」と評価されたといい「来年からはチームを引っ張っていくぐらいの気持ちでやっていきた…

 楽天・小郷裕哉外野手(28)が16日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3500万増の6600万円でサイン。「フルイニングで完走したことを感謝された」と評価されたといい「来年からはチームを引っ張っていくぐらいの気持ちでやっていきたい」と語った。また、交渉の席で球団にホームランテラス設置を要望したことを明らかにした。(金額は推定)

 今季、本拠地楽天モバイルパークのパークファクター(1試合あたりの本塁打数)は12球団最少となる0・65。「シーズン中から、エスコンやったら(スタンドイン)なとかって話も」と、同1・50とパ・リーグでは最も本塁打が出た球場をうらやんでいた。小郷は「ピッチャーの方には申し訳ないけど」と前置きした上で「いい角度で上がって、入るかなって思ったら入らないとか。そういう時に入ったら自信にも成功体験にもなる」と語った。

 今季は12球団唯一の全試合フルイニング出場を果たしたが、成績には納得いっていない。来季はOPS(出塁率+長打率)を今季の・694から・800近くを目標に定めた。