阪神・石井大智投手(27)が15日、京都競馬場で「JRAトークショー&贈呈式プレゼンター」に参加した。初めて訪れたという競馬場では、間近で見た馬のお尻の大きさに驚嘆。自身が今オフでも取り組んでいる股関節トレーニングで馬のようなお尻を手に入…
阪神・石井大智投手(27)が15日、京都競馬場で「JRAトークショー&贈呈式プレゼンター」に参加した。初めて訪れたという競馬場では、間近で見た馬のお尻の大きさに驚嘆。自身が今オフでも取り組んでいる股関節トレーニングで馬のようなお尻を手に入れ、来季は勝ちパターンでの50試合登板を目標に掲げた。
でけえな!石井はトークショー前、真横を通り過ぎる馬につい見とれた。「ケツの部分がすごいなと思った。すごいでかかったですね」と驚き連発。大きくて筋肉質な馬のお尻は圧巻だった。“マッスル石井”にとって大事な箇所の迫力に刺激を受けた。
「股関節の屈曲伸展というところだと思うので」と出力を出す上で鍛えるべきポイントであることを説明。「そこは投球動作だったりとか、いろんな面で大事になってくる」と野球にとっての重要性を説いた。
今オフで重点的に取り組んでいる部分でもある。チーム内で素晴らしいお尻は誰かという質問には「僕ですね」と自負するほど。「股関節をしっかり動かしてあげるトレーニングとか。筋力的にも。お尻に刺激を入れるメニューもマストでやっている」。安定した筋力などを保つことで、ケガをしない体作りや股関節の可動域にも影響する。
4年目の今季は1軍完走とはいかなかったが、自己最多の56試合に登板。4勝1敗30ホールド、防御率1・48と成績を残した。シーズンを通して「土台としてはすごい大事」と改めて下半身の大切さも実感した。
競走馬はスタートダッシュから最後まで走りきるパワーがカギとなる。「(目標の登板数は)ただの50試合じゃダメ。いいところで使ってもらえるように。オープン戦からしっかり結果を残して」。自身も“馬力”を見せ、最高の幕開けで走りきる。