◆スピードスケート◇全日本選手権最終日(15日、青森・YSアリーナ八戸) 女子5000メートルは堀川桃香(富士急)が7分10秒47で頂点に立った。だが、残り4周でラップタイムを35秒台まで落とし、レース後は「最初攻めたところは良かったけど、…
◆スピードスケート◇全日本選手権最終日(15日、青森・YSアリーナ八戸)
女子5000メートルは堀川桃香(富士急)が7分10秒47で頂点に立った。だが、残り4周でラップタイムを35秒台まで落とし、レース後は「最初攻めたところは良かったけど、2周目からどんどん落ちてしまった」と反省。今大会は3000メートルと2種目で優勝したが「悔しさが残る大会となった」と肩を落とした。
今季は持ち味の後半の粘りを発揮できていないが、自身の中で課題は明確になっているという。開幕直後から上体が浮く傾向にあり、その後の連戦による疲労で顕著に。「浮いてる分、(氷を)押せないので一歩の伸びが少ない」。今大会前に修正に取り組んだが、解消しきれなかった。
シーズン後半戦は来年1月下旬のW杯第3戦から始まる。約1か月空くこともあり、その間に陸上でのトレーニングなどを通じてフォームの改善に取り組んでいく。「直さないと、世界で戦っていけない。明確な課題を見つけることができたので、あとは上がっていくだけ。もう一回練習をしっかりして、いい姿で年始を迎えられるようにしたい」と誓った。